プレゼント用ワインの選び方

プレゼントのリボン ワインと料理

お世話になった方などにワインをプレゼントする時の「コツ」のお話です。

いいワインショップに相談する

当たり前のようですが、コレが大事な第一歩ですよ!

「いいショップ」の選び方は、ワイン関連の書籍もたくさん出版されていますので、参考にしてください。

ポイントをいくつか挙げると、「お店に清潔感がある」「ワインに丁寧な説明が添えてある」「ワインに直射日光が当たっていない」などです。

お店に事前連絡する

連絡なしにお店に行くと、ワイン詳しい担当者が店先にいないこともあります。

「来店日時」と「プレゼント用のワインを、こんな感じで選んで欲しい」旨を事前に連絡しておくと、お店のほうでもスムーズな対応をしやすいものですよ。

「ワイン好き」な方へのプレゼント選び、悩みますよね!

赤ワインを選ぶ

贈る相手が「ワイン好き」で、その方のワインの好みがわからない場合、赤ワインが無難です。

赤ワインが嫌いなワイン愛好家は少ないですし、いつお飲みになるかわからないですよね。

赤ワインの方が白やスパークリング(発泡)ワインよりも一般的に長持ちしますから、安心です。

もちろん「白ワイン好き」とわかっていれば、白ワインをプレゼントしてOKですよ!

贈られる方にまつわるワイン

「ワイン通」「ワイン好き」の複雑怪奇な好みを的確に分析して最適な一本を選ぶのは、ソムリエにとってもチャレンジングな仕事です。

まして貴方がそれほどワインに精通されていないなら、至難の業でしょう。

そこで...

敢えて正面突破を諦めるのです。

好みのワインを選ぶのではなく、「贈られる方にまつわるワイン」を探してみてはいかがでしょう。

ご年配の方の「生まれ年」のワインを探すのは大変ですが、

  • 「お子様やお孫さんの生まれ年」
  • 「職場に入られた年」
  • 「思い出の出来事があった年」

などなら、選択範囲が広がります。

「この年にこんなことがありましたよね。○○さんとの出会いに感謝!」
のようなメッセージカードをつけてみてください。

これなら、もしもワインがお好みから多少外れていても、エピソードのおかげで感動倍増は間違いナシですよ!

NG集~コレは選ばないほうがいい

極端な古酒は避ける

どの年代より古いのが「古酒(こしゅ)」か...は、産地やタイプ・価格帯によって異なります。

生産された年から20年以上前のワインあたりから、「過熟成」や「品質劣化」のリスクが増えるように思います。

さらに、赤ワインより辛口白ワインのほうが一般的に寿命は短いです(極甘口白ワインは比較的長命)。

お店の方に品質は大丈夫か、十分に確認しましょう。

 

「自然派(ナチュール)ワイン」に注意

最近は、ひどい品質の「自然派ワイン」「ナチュラル・ワイン」「ヴァン・ナチュール」と呼ばれるワインは減りました。

しかし中には、自然派ワイン特有の(一般的にあまり好ましくない)風味の物があるのも事実です。

温度にも特に敏感ですから、プレゼントに「自然派(ナチュール)ワイン」は避けた方が無難です。

結論

ワイン選びのコツの奥義は…、

やはり、「信頼できるワインショップ」を普段から見つけておくことに尽きるような気がします。

あなたの要望や、贈り先の情報をできるだけ店員さんに伝えて、ココロのこもったプレゼントに仕上げてくださいね。